USMLEおすすめ参考書・問題集

Medical English for USMLE/NCLEX 

アメリカの医師国家試験USMLEやアメリカの看護師資格試験NCLEXを受けるには医学英語をたくさん覚えなくてはなりません。また、医療通訳技能検定試験や医療通訳専門技能試験、医療通訳技能認定試験、日本医学英語検定試験にも役立つと思います。

 

 

試験には記憶力がつきもの。
いろいろな覚え方が考案されていますが、記憶は苦手という方に、図式で覚えるユダヤ式記憶術がおすすめです。

USMLEとは

USMLEはUnited States Medical License Examinationのこと

 

日本人がアメリカで研修医となるためには

  1.  Step1(基礎医学)
  2.  Step2 CK(Clinical Knowledge)(臨床医学)
  3.  Step2 CS(Clinical Skill) (臨床技能)

の3つの試験に合格する必要がある。
First Aid for the International Medical Graduate (First Aid)は外国人向けのUSMLE受験から臨床研修までのガイドとなっているので参考になる。
さらにその後にStep3がある。

USMLE まず最初の一歩は

まず、何をすればよいか。それは以下の3つである。

  1. USMLE First AIDの購入
  2. KAPLAN 1か月版の利用
  3. サンプル問題のダウンロード

USMLE first AIDの購入

このFirst AIDであるが、まずは受験する予定のものを買うのでも間に合う。ただし、USMLEのstep1とstep2は全くの別物ではなく相互に関連があるし、最終的にはstep1,step2ともに必要となるので両方同時に買うのも悪くはない。  最近は量が膨大になってきているが、1対1対応だけで解ける問題も少なくない。
USMLE First Aid
日本のYear Noteに相当するUSMLE受験勉強用のあんちょこ本である。
Year Noteもそうであるように、だんだんページ数が増えてしまい読破が難しくなっているようであるがそれでもこの本はUSMLEを受ける以上はMUSTです。

KAPLAN 1か月版の利用

 

やはり、どのような問題が出題されるのかある程度体感してから対策をたてることが重要である。
ペーパー判のカプランQをまず参考にするのもありだ
■USMLE Step 2 CK Qbook (USMLE Prep)  受験者のほとんどがこなす問題集
最近はそのほかにもUSMLE WORLDやAMBOSS、NBME SELF-ASSESSMENTS、USMLE-Rxなどがありそれぞれ一長一短だ。
その他のUSMLEオンライン問題集はこちらを参考に

USMLEサンプル問題のダウンロード

サンプル問題のダウンロードはUSMLE公式ホームページから可能である。まだ、ダウンロードしていない人はすぐにダウロードしたい。 私が受けたときにはまだこの制度はなく、申し込むと郵送されてくるBulletinにサンプル問題が載っていた。
サンプル問題だからといって軽く見ると痛い目にあう。サンプル問題はプール問題のため何題かは実際に出題されていたのだ。
現在もそうなっているかどうかは分からないが受験直前に見直すと良いかもしれない。 サンプル問題には解説がないが、2020Step1のサンプル問題の解説はコチラ

 

解けなくても全くがっかりする必要はない。準備せずにすらすらと解ける方がおかしいと思ったほうが良い。

USMLEのおすすめの勉強方法

1.USMLEの過去問を解きながら参考書で勉強する

 ある程度知識がある人(例えば日本の医師免許を持っている人のStep2)はコレが最も効率が良い方法である。

 

その他のUSMLEオンライン問題集はこちらを参考に

 

日本語で知識がある分野の問題集から少し解いてみることをおすすめしたい。

 

2.USMLE用の参考書で勉強してから問題を解く

 参考書の勉強はなかなか進まず難しいのであるが、知識不足の人や日本であまり出題されない分野や日本と違う分野(microbiology, 精神科、) では、まず参考書で勉強することが重要である。その参考書は網羅的なものよりは薄くてシンプルなものの方がよい。

医師国家試験にも出題されます。
日本医学英語教育学会「医学英語教育ガイドライン」のMinimum Requirementsに対応したいわゆる医学英語の教科書。

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